再発防止の為のワキガ手術後の注意点

ワキガの再発防止の為の注意点

ワキガの手術は短くて20〜30分、長くても1時間程度あれば終わります(片脇)。

手術自体は簡単で、当たり前ですが手術中は麻酔のおかげで痛みもほとんどなく(局部麻酔のため、皮膚が引っ張られる感触があります)、手術後も痛み止めをいただけるので、痛みに関してはさほど問題ありません。

しかし、ワキガの手術後に注意する事が3点あります。

この3点は特別なことではなく意識すれば誰でもできることなので、手術前に頭に入れていおいたほうが心の準備ができるでしょう。

手術後は最短でも3日は抜糸が出来ないため、皮膚が不安定な状況になります。

その為、これから紹介する3点を守らないと患部の傷口が開いて後遺症になったり、最悪の場合、再手術の可能性もあります。

ちなみに今回ご紹介する注意点は手術から抜糸までに心がけるべき事になります。

腕を頭より高く上げる動作

手術完了後に特に注意するように言われる行為が、腕を高く上げる行為です。

患部が一番開く行為になります。

具体的には、万歳の動作やつり革を持つ行為、頭を洗う動作などが禁止行為になります。

特に洗髪が自分で出来ないのは地味に大変です。

洗髪のみ美容室でやってもらうか、家族の力を借りるようにしましょう。

激しい運動

激しい運動も患部が開く原因となります。

激しい運動だけでなく、動悸が激しくなる場所(湿気が多い場所や人が多い場所)もなるべく避けた方が無難です。

また、長風呂も汗腺が開く恐れがあるのでワキガ手術後のお風呂はシャワーでササっと済ませましょう。

患部への強い圧力

当たり前ですが、患部を強く押したりさすったりするのも患部が開く可能性があるのでやめましょう。

この患部への圧力で一番神経を使うのが寝る時です。

間違っても患部を下にして寝てはいけないので、人によっては自分のポジションで寝られず寝不足になる人もいます。

仰向けで寝れば問題ありません。

不便な生活には違いありませんが、抜糸までの間だけ我慢しましょう!

なぜ手術を受けてもワキガが再発するの?

人間の身体にはエクリン腺とアポクリン腺と言う二つの汗が出る腺(汗腺)がありますが、このうちアポクリン腺がある人をワキガと言います。

なのでワキガの手術ではこのアポクリン腺を除去する手術を行うわけですが、手術でアポクリン腺が完全に除去できないのがワキガが再発する理由になります。

こんなことを書くと『じゃあ結局ワキガの手術を受けても再発する可能性があるならやりたくない』という話しになりますが、ワキガの手術と言っても大きく分けて3種類あります。

その3種類の特徴をよく理解して手術を行うことで、ワキガの再発を防止する事が可能になります。

再発の原因は手術した時の年齢?

ではどのような理由でワキガが再発してしまうかと言いますと、年齢によるアポクリン腺の成長が主な原因です。

直視下反転剪除法によって臭いの元を切除するので、一度手術してしまえば通常であればワキから臭いは発生しません。

しかし、成長期にある小学生〜高校生ぐらいの間の子供はアポクリン腺がまだ小さく肉眼では見つけられないことから、切除できず、そしてそのアポクリン腺が成長し、そこからまたワキガ臭が発生してしまいます。

なので、ワキガの手術は18歳以上というのが一つの目安になります。

しかしこれも、アポクリン腺の発達には個人差がありますので18歳以下だから再発するとか、反対に18歳以上だから大丈夫とも言えません。

どちらにしても、ワキガ治療には手術はかかせません。

ワキガ手術種類

ワキガの手術には大きく分けて下記の3種類の方式があります。

  • ミラドライ法
  • マイクロシェービング法
  • 完全摘出法

そのどれもワキガの原因であるアポクリン腺を除去することを目的としたしゅじゅつではありますが、行い方に違いがあります。

ミラドライ法

ミラドライ法では、マイクロ波を脇にあてる事でアポクリン腺を除去する方式になります。

ミラドライ法の一番の特徴な肌をカットすることがないので、身体への負担が少ないです。

費用の相場としては35万円程度になります。

マイクロシェービング法

マイクロシェービング法では、およそ1cmほど肌をカットしそこから超音波振動を発生させる機械でアポクリン腺を除去していきます。

比較的肌への負担は少ない手術になります。

価格相場はだいたい30万円程度になります。

完全摘出法

完全摘出法では、3cmほど肌をカットし医師がアポクリン腺を目で見て一本一本除去していく方式になります。

肌への負担があります、手術してから一週間程度は脇の下がつっぱる印象があります。

価格相場は15万円程度になりますが、私がおすすめしている池袋サンシャイン美容外科では保険が適用されるので2万円程度で手術をしてくれます^^

どの手術方法が一番ワキガが再発せずに治療できる?

結論から言うと、一番ワキガの手術に適している手術法は完全摘出法(直視下反転剪除法)になります。

その理由は、とても明確でミラドライ法やマイクロシェービング法では医師がアポクリン腺を目で確認することなくアポクリン腺の除去にのぞむ為です。

それに対して完全摘出法では医師がアポクリン腺を一本一本目で見て除去していくので、一度の手術でワキガが治療できます。

確かに私も傷跡が落ち着くまでに半年ほどかかりましたが、手術から二年経過した現在ではほとんど傷跡は目立たないまでに回復しました。

肌への負担は他の手術に比べて大きくはなりますが、それでも再発の可能性は限りなく低くすることができるのが完全摘出法になります。

ワキガ手術後の再発防止まとめ

せっかく勇気を振り絞って手術を受けたのに、またワキガが再発してしまったら目も当てられませんよね。再度手術を受けるとなったら、費用もかかりますしね。

ただワキガの再発防止の注意点はどれも心がけることで防止することができる簡単な事ばかりなので、ワキガ手術後数週間は我慢してください。

また、年齢によってもワキガが再発してしまうので、アポクリン腺が発達しきってからワキガの手術をすることをおすすめします。目安は18歳ですが、アポクリン腺の発達には個人差があります。

未成年の方は現在のワキガの症状だけでなく、今後の成長も含めて手術の相談をするようにしましょう。